トランサミンとL-システインの比較や違いについて

トランサミンとL-システインの比較や併用について

 

トランサミンと同じく、シミ・肝斑の対策になると言われている成分に「L-システイン」があります。ここでは、トランサミンとの比較や、併用について解説していきます。

 

L-システインって何?

 

L-システインは、カンタンにいうと「システイン」という成分の天然版となります。システインには天然に存在する「L型」と、合成の「D型」があり、シミ・肝斑に効果があるのは「L-システイン」となるのです。

 

さまざまな効果があることがわかっており、

 

  1. 肌トラブル改善(シミ・肝斑の改善)
  2. 体の疲れを緩和する
  3. 二日酔いを改善

 

↑のような効果が期待できます。そのため、市販のL-システインサプリも多く、「ハイチオール」などが有名です。

 

なぜL-システインはシミや肝斑に効くの?

 

シミや肝斑は、メラノサイトがメラニン(色素)を生み出すことが原因です。ではどうやってメラニンを生んでいるのかというと、

 

チロシン → メラニン

 

という変化を行っています。チロシンはチロシナーゼという酵素によって活性化され、メラニンに変化し、シミの原因となるのです。

 

そこでL-システインが登場します。L-システインには「チロシナーゼの活性化」を阻害する働きがあり、メラニンが生まれる量を減らすことができるのです。そのため、新たなシミができにくくなり、肌のターンオーバーによってすでにあるシミが消えていくため、だんだんとシミが目立たなくなってくるのです。

 

トランサミンとL-システインの比較

 

L-システインのシミ・肝斑への効果は解説した通りです。トランサミンと比較すると以下のようになります。

 

トランサミン プラスミンを阻害し、メラニンを生み出すメラノサイトそのものの活性化を防ぐ。
L-システイン メラニンの原料となるチロシンの活性化を防ぐ。

 

↑がそれぞれの効果の比較ですが、シミ・肝斑に対する効果としてはトランサミンの方が上です。というのも、メラニン(色素)を生み出すメラニノサイトそのものの活性化を防げるため、メラニンが直接的に出にくくなるからです。

 

ただ、トランサミンとL-システインはそれぞれ作用が異なるので、同時に服用するとお互い助け合い、シミ・肝斑対策の効果を高めることにつながります。実際、トランサミンの市販薬の中には、あらかじめL-システインが配合されているものもあります。

 

L-システインは白髪につながる?

 

ただ、良いことばかりでもありません。なぜなら、L-システインはメラニン(色素)そのものの生成を抑えるため、髪の毛の色素が薄くなり、白髪になりやすくなると言われているのです。

 

なので、L-システインを摂取すると、確かにシミ・肝斑への効果は期待できるものの、その代り白髪が増えやすくなるリスクも負うことになります。もちろんL-システインの白髪の副作用は過剰摂取したり、長期服用した場合に限られますし、そんなに強い作用があるわけでもありません。ただ、リスクが懸念されていることは確かなので、気になるなら使わないほうがよいでしょう。

 

トランサミンには白髪になる作用はないので、シミ対策と白髪予防のバランスを取るならトランサミンのみの方を選ぶ方が無難でしょう。 →白髪が増える危険性はないの?