トランサミン服用中の献血ルール

トランサミンを服用中の献血

 

医薬品の中には、服用していると献血できなかったり、制限がかかってしまう場合があります。実は、トランサミンの場合も、献血に制限がかかってしまうので、どのような制限があるかは知っておきましょう。

 

トランサミンの献血制限の理由

 

献血ができるかどうかについて、医薬品ごとに以下の4つの条件があります。

 

  1. 常に献血できる
  2. 服用が前日なら献血できる
  3. 服用中止後3日間献血できない
  4. 献血NG

 

トランサミンは、上記の4つの条件のうち、「3」が該当します。

 

トランサミン効果のメカニズムのところで解説したように、トランサミンは「プラスミン」を阻害します。その結果、シミが薄くなっていくわけですが、プラスミンが阻害されると血が止まりやすくなる作用も現れます(本来は、この作用を利用して出血などに処方されていました)。

 

そして、献血は体内から血液を抜き取ることになるので、どうしてもある程度の出血が起きます。出血しやすくなるわけではないので大きなトラブルにはなりにくいですが、血液の止まりやすさに関わっているのは事実なので、「念のため、トランサミン服用中は献血を控える」という対応がとられているのです。

 

また、3日間が経過したあとも、体調や発熱などがあれば献血を見送る場合もあります。トランサミンは喉の痛み・炎症に対して処方されることもありますが、それはつまり「風邪などを引いて体調が悪い」ということです。なので、トランサミンの服用後時間がたっていても、まだ熱がある、具合が悪いという場合は、献血は控えたほうがよいでしょう。

 

そして、シミ・肝斑対策でトランサミンを服用している場合は、2か月程度は連続服用することになります。その期間中は献血はNGということになるので、もし献血をしたいなら、服用期間を終えて、3日経ってからにするようにしましょう。